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マツモ

栄養・生化学辞典の解説

マツモ

 [Analipus japonicus].イソガワラ目マツモ属の海藻で食用にする.

出典|朝倉書店栄養・生化学辞典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

マツモ

キンギョモ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

海藻海草標本図鑑の解説

マツモ

からだは匍匐部と,そこから立ち上がった直立部からなる。匍匐部は不規則に分岐した付着部が密に入り組み,塊状に なっている。匍匐部は多年生で,越夏した匍匐部からは初冬に直立部が芽生え,冬〜春にかけて直立部が叢生する。直立部は円柱状の主軸と,主軸から密に輪生 する短い側枝からなる。側枝は上部のものほど短くなり,側枝からの更なる分枝は見られない。直立部は柔らかい手触りであるが,匍匐部は硬い。生体は緑褐 色〜濃褐色。押し葉標本は台紙によくつくが,老成したものはあまりつかない。マツモはその 形が松葉のように糸状であることから,かつては松穂(まつぼ)と呼ばれていたという。マツモは大変美味な海藻であり,東北や北海道では採集され,そのまま 「生まつも」として,また乾燥させて「干まつも」「焼まつも」などに加工され,販売されている。三陸地方では養殖も行われている。

出典|千葉大学海洋バイオシステム研究センター銚子実験場「海藻海草標本図鑑」海藻海草標本図鑑について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

マツモ【hornwort】

池や沼などの水中に生育するマツモ科の小型多年生水草で,世界中に広く分布し,茎の先の冬芽で越冬する(イラスト)。キンギョモとも呼ばれる。茎は20~80cmでまばらに分枝し,通常,根を持たない。葉は輪生し,細かく切れこむ。マツモという名前は葉が松葉に似ているところからつけられた。花は単性花で雌雄同株,葉腋(ようえき)から出る。雄花は8~12片の総苞に囲まれた10~20本のおしべをもち,葯は外向きにつく。

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