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マルセル マルセル Marcel, Étienne

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マルセル
マルセル
Marcel, Étienne

[生]1315頃
[没]1358.7.31. パリ
フランスの政治家。パリ毛織物商業組合に属する富商の出身。 1355年パリ商人会頭 (実質上のパリ市長) に選ばれ,全国三部会で指導的な役割を演じた。ポアティエの敗戦で国王ジャン2世イングランドに捕えられたのち,市民軍を組織してパリを防衛。

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マルセル
マルセル
Marcel, Gabriel

[生]1889.12.7. パリ
[没]1973.10.8. パリ
フランスの哲学者,劇作家。 1912年病んでスイスに行き,第1次世界大戦中は赤十字活動に参加,人間の実存への関心を深めた。 29年カトリックに入信。『形而上学的日記』 Journal métaphysique (1927) はすでにのちの実存主義が展開する多くの問題を扱っており,キリスト教実存主義の代表者とされる。

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デジタル大辞泉の解説

マルセル(Gabriel Marcel)

[1889~1973]フランスの哲学者。無神論的実存主義であるサルトルに対し、キリスト教的実存主義を展開。著「存在と所有」「形而上学日記」などのほか、戯曲も多く書いた。

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百科事典マイペディアの解説

マルセル

フランスのカトリック哲学者。哲学的著作のほか,多くの戯曲や省察がある。サルトルに対して,〈神に向かう実存主義者〉〈現代のソクラテス〉といわれる。著書《形而上学的日記》(1927年),《存在の神秘》(1951年)など。

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世界大百科事典 第2版の解説

マルセル【Étienne Marcel】

1316?‐58
フランス中世のパリ市長。パリの名門毛織物商人の家に生まれる。取引を通じてフランドルの改革者と知り合う。市民の信頼を集め1355年,商人頭(パリ市長)prévôt des marchandsとなり,同年北フランスの地方会議で活躍。ポアティエ敗戦後,行政改革と議会の強化を求め57年4月王政府に反抗(エティエンヌ・マルセルの乱)したが,血族の裏切りにあい58年7月31日,サン・タントアーヌ門で暗殺された。

マルセル【Gabriel Marcel】

1889‐1973
フランスのカトリック思想家人格主義哲学者。アカデミックな哲学者ではなく,戯曲や省察風の哲学論文を通じて,あるいは少数の友人たちとの親密な対話を通じて,現代における人格としての生き方の探究・証言に専念し,〈現代のソクラテス〉とも称せられる。技術文明や大衆化社会など,人格の尊厳を脅かす要因と対決し,〈存在〉と〈所有〉,〈問題〉と〈神秘〉などの基本概念についての徹底した反省や分析を行い,超越的な神に向かって開かれた人間実存の諸相を解明している。

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大辞林 第三版の解説

マルセル【Gabriel Marcel】

1889~1973) フランスのカトリック哲学者。キリスト教的実存主義の立場から人間的実存の諸相を記述。著「形而上学日記」「存在と所有」など。

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世界大百科事典内のマルセルの言及

【ジャックリーの乱】より

…農民は領主館をおそい領主の家族を殺傷し保管文書を焼却した。一揆は自然発生的であったが,ギヨーム・カルルGuillaume Carle(Cale,Charles)という退役戦士に指導されるようになり,都市との提携,とくにパリで反乱を起こしたエティエンヌ・マルセルとの結合をはかった。しかし,フランスとイギリスの貴族は同盟しナバール王シャルル・ル・モーベーCharles II,le Mauvais(悪王)の配下に結集し,6月に入って,約1万の反乱農民はモーおよびクレルモンで殲滅(せんめつ)され(6月9日~10日),指導者カルルは斬首された。…

【パリ】より

…人口はヨーロッパの都市のなかで最大の20万に達したといわれる。こうした背景のもとでプレボ・デ・マルシャンとなったÉ.マルセルは,1357年にパリで開かれた全国三部会を動かして,王権に対して国制改革を約束させたが,この〈大勅令〉が拒否されると翌年に反乱を起こした。しかし64年に即位したシャルル5世は,絶対王政に向かって中央集権化に努め,フランスに小康をもたらした。…

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