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マーキュロクロム マーキュロクロムmercurochrome

翻訳|mercurochrome

6件 の用語解説(マーキュロクロムの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

マーキュロクロム(mercurochrome)

消毒薬とした有機水銀化合物。青緑色ないし緑褐色の小片または粒で、においはない。通常2パーセント水溶液とし、傷口に塗る。赤色を呈するところから俗に赤チンともいう。現在ほぼ製造中止。メルブロミン

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百科事典マイペディアの解説

マーキュロクロム

化学式はC2(/0)H8O6Br2Na2Hg。防腐殺菌剤。ジブロムフルオレセインの水銀化合物のナトリウム塩。メルブロミンとも。黄緑〜帯緑赤褐色の鱗片状結晶,無臭。
→関連項目消毒薬

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デジタル大辞泉プラスの解説

マーキュロクロム

有機水銀化合物。皮膚消毒薬として使用される。「メルブロミン」ともいう。また暗赤褐色から「赤チン」の俗称もある。

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世界大百科事典 第2版の解説

マーキュロクロム【mercurochrome】

メルブロミンともいう。化学式はC20H8Br2HgNa2O6。1919年W.ヤングらによって創製された。通常,これの1~2%水溶液(マーキュロクロム液)として使用される。マーキュロクロム液は,色が赤いため俗に〈赤チン〉ともいわれ,細菌発育抑制作用があって,局所刺激性が少ないため,創傷,皮膚粘膜の消毒に用いられる。しかし,マーキュロクロムを含め,有機水銀製剤は基本的には作用は静菌的であり,浸透性も弱いので,芽胞を殺すのには使用できない。

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大辞林 第三版の解説

マーキュロクロム【mercurochrome】

帯緑赤褐色の有機水銀化合物。水に溶けやすく刺激性がない。溶液として皮膚・粘膜および創傷の消毒などに用いる。水銀中毒や汚染を考慮して使用は必要最少量にとどめ、長期間または広範囲には使用しない。日本では製造中止。通称、赤チン。マーキロ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マーキュロクロム
まーきゅろくろむ
mercurochrome

殺菌消毒剤、有機水銀化合物。青緑色ないし帯緑赤褐色の小葉状または粒状で、においはなく、水によく溶け、水溶液は赤色を呈し、黄緑色の蛍光を発する。一般に2%水溶液をマーキュロクロム液といい、俗に「赤チン」とよぶ。刺激性のない緩和な消毒剤として皮膚、粘膜に塗布する。水銀イオンが解離して殺菌作用を現すが、殺菌作用はあまり強くない。皮膚・粘膜の消毒のほか、創面の消毒はもとより、洗浄、点眼・洗眼にも用いられたことがある。刺激性のないこと、金属を腐食しないことが利点であるが、着色が強いのが欠点である。水銀化合物であるので、製造時における公害が問題となり、日本では製造されていない。使用量も激減している。ヨードチンキとの併用は水銀が析出するので避けなければならない。[幸保文治]

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世界大百科事典内のマーキュロクロムの言及

【殺菌剤】より

…栄養型の微生物に強く作用するが,毒性が強いので今日ではほとんど使われない。水銀剤としてはオキシシアン化水銀やマーキュロクロム(メルブロミン),チメロサールなどが知られているが,使用されているのはマーキュロクロムくらいのものである。その他の重金属塩類では硝酸銀が有名である。…

※「マーキュロクロム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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