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ミーラーン

百科事典マイペディアの解説

ミーラーン

中央アジア,ロブ・ノールの南方にある遺跡。1906年楼蘭(ろうらん)調査の際にスタインによって都城と寺院跡が発見された。カローシュティー文字ブラーフミー文字の文書,ガンダーラの影響のある塑像や壁画が出土,特に壁画はヘレニズムの東限として貴重。

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世界大百科事典 第2版の解説

ミーラーン【Mīrān】

中国,新疆ウイグル自治区南東部にあった都城とそれに依存した仏教寺院。アルトゥン・ターグから南流する河水灌漑に依存し,また東は敦煌青海に,西はホータンに通ずる要衝にあった。鄯善(ぜんぜん)の首都扜泥(うでい)城に当たり,旧ロブ・ノール北岸の楼蘭(ろうらん)と同時代に繁栄し,4世紀までの遺構遺物が知られる。一方,5~6世紀の断絶を経て吐蕃が進出,そのタリム盆地経営の基地として重要な役割を果たした。

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