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ムササビ(鼯鼠)(読み)ムササビ(英語表記)white‐cheeked

世界大百科事典 第2版の解説

ムササビ【ムササビ(鼯鼠) white‐cheeked】

齧歯(げつし)目リス科の哺乳類(イラスト)。バンドリ,ノブスマ,ヨブスマ,モマ,モモンガなどの別名がある。前・後肢体側との間に皮膚がのびてできた飛膜をもつ大型の滑空する樹上生のリスの一種。飛膜は,前肢とほおとの間,後肢と尾との間にもはる。飛膜は滑空時以外には体側に引き込まれて目だたず,姿はリスに似る。体色は背側が灰褐色,赤褐色あるいは黒褐色で,ほおから目の上にかけて大きな白斑がある。腹側は白色。目が大きく,手足には鋭いかぎづめをもつ。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のムササビ(鼯鼠)の言及

【リス(栗鼠)】より

…ほとんどがアジア南部にいて,北アメリカには2種,ヨーロッパには1種が分布するのみ。日本には大型で飛膜が後肢と尾の間にもあるムササビPetaurista leucogenys(イラスト),小型で乳が4対のエゾモモンガPteromys volans orii,乳が5対のモモンガP.momonga(イラスト)がある。 なお,アフリカにウロコオリス類がある。…

【リス(栗鼠)】より

…ネズミに似るが一般に四肢と尾が長く,尾に長毛が房状に生えた,齧歯(げつし)目リス科Sciuridaeの小哺乳類の総称。オーストラリア,ニュージーランド,マダガスカル,南アメリカ南部,南極を除く世界中に広く分布し,およそ50属250種があり,昼行性のリス亜科Sciurinaeと夜行性のムササビ亜科Petauristinaeに大別される。最小のものは中央アフリカのアフリカコリス(アフリカコビトリス)Myosciurus pumilio(英名African pygmy squirrel)で,体長6~7.5cm,尾長5~6cm,体重16.5gほどであり,最大は北半球に分布するマーモットMarmota(英名marmot)類で,体長60cm,尾長25cm,体重7.5kgに達するものがある。…

※「ムササビ(鼯鼠)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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