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メッシーナ メッシーナ Messina

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デジタル大辞泉の解説

メッシーナ(Messina)

イタリア南部、シチリア島シチリア自治州の港湾都市。同島北東端に位置し、メッシーナ海峡に面する。イタリア本土と経済的に密接なつながりをもち、商工業が盛ん。紀元前8世紀に築かれた古代ギリシャ植民都市に起源し、続いてシラクサ、古代ローマに支配された。中世にはノルマン人支配の下、交易の要所として栄えた。地震が多く、特に1908年の大地震で多くの建物が倒壊・再建された。メッシーナ大聖堂、アヌンツィアータ‐デイ‐カタラーニ教会などの歴史的建造物が残っている。メッシナ

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大辞林 第三版の解説

メッシーナ【Messina】

イタリア、シチリア島北東端部の港湾都市。食品工業が盛ん。地中海の海上交通の要地。紀元前八世紀ギリシャ人が建設。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

メッシーナ
めっしーな
Messina

イタリア、シチリア島北東部、メッシーナ県の県都。人口23万6621(2001国勢調査速報値)。メッシーナ海峡に面する商工業・港湾都市。地震が多く、1783年、1894年、1908年などの大地震と第二次世界大戦により甚大な被害を受けた。とりわけ1908年12月の大地震では建物の91%が破壊され、6万人以上の死者が出た。そのため、歴史の古さにもかかわらず、歴史的建築物のほとんどが残っておらず、市街地はきわめて近代的な外観を呈している。食品、造船、機械、化学などの工業がある。対岸の本土とはフェリーボートで結ばれ、シチリア島の他の地方よりもイタリア本土のカラブリアとの間に密接な利害関係を有する。[堺 憲一]

歴史

ラテン名メッサーナMessana、ギリシア名メッセネMessene。紀元前725年ごろクーマエ人が植民したのが起源で、ザンクレZancleと称した。イタリア本土のレギオン(レギウム)の支配下にあったが、エーゲ海のサモス島、そしてギリシア本土のメッセニアから移住者がきて名もメッセネとかわった。やがてシラクーザの支配下に入り、前3世紀にはシラクーザの傭兵(ようへい)マメルティニの支配に苦しみ、おりから対立を深めていたローマ、カルタゴ双方に援助を仰いだので第一次ポエニ戦争勃発(ぼっぱつ)の因となった。まもなくローマと同盟し、結局はローマ支配に服していった。その後、交通の要地として繁栄して中世に至り、ノルマン人占領後も修道院が多くつくられ、十字軍兵士の出港地ともなった。アンジュー伯、スペインなどの支配を受けてしだいに衰え、18世紀末にはペストが蔓延(まんえん)した。いまはシチリア第三の都市となっている。[松本宣郎]

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