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音楽用語。「歌」ないし「旋律」を意味するギリシア語に由来し、グレゴリオ聖歌以後の西洋の声楽において歌唱様式の一つをさす用語として使われてきた。一音節に対して旋律上の一音を与えるシラビック様式と対概念をなし、一音節に数個以上の音を与える装飾的な歌い方をメリスマ様式とよぶ。東方起源のアレルヤが豊かな装飾音型でもって流れるような旋律線を強調していたのがしだいに様式区分の意識を生み、さらにオルガヌムにおいて明確な対照化が達成された。両様式の中間的な存在であるネウマ型は1音節に2~3音を与えるもので、これをメリスマの一種とみなすこともできる。西洋以外の声楽にも表面的には類似した現象が多数聞かれるため、一括してメリスマという概念でくくることも比較音楽学の初期には行われていたが、一見装飾的ではあっても西洋の場合とは違って旋律の骨格をなすことが多いため、現在ではそれぞれの文化の用語を尊重するのが普通である。たとえば、日本の歌唱技法の一つコブシ(小節、子節)は、ゆったりとした旋律装飾に加えて細かなユリやアタリを施すことを強調しているし、類似のことがモンゴルのチンメゲレルやインド古典のガマカといった概念にも当てはまる。しかし、細部はいずれも本質的に異なる表情を旋律線に与えている。
[山口 修]
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