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ヨシキリ ヨシキリAcrocephalus; reed warblers

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヨシキリ
Acrocephalus; reed warblers

スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属の鳥の総称。43種からなり,オーストラリアムシクイ A. australis を除いてすべてアフリカユーラシア大陸に分布するが,6種はすでに絶滅している。どの種も背面は黄褐色,緑褐色,灰褐色など一様な羽色をしていて,下面は黄褐色か黄白色で,全体に地味である。乾燥した草地,荒れ地,あるいは水辺のアシ原などに生息する。日本には夏鳥(→渡り鳥)としてオオヨシキリコヨシキリが分布している。このほかにハシブトオオヨシキリ A. aedon など数種が迷鳥として記録されている。

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百科事典マイペディアの解説

ヨシキリ

ヒタキ科の鳥の一群の総称。日本にはオオヨシキリ(翼長8.5cm),コヨシキリ(翼長5.5cm)の2種が夏鳥として渡来。両種とも背面は淡褐色で腹面は黄白色,オオヨシキリはおもに水辺のヨシ原など,コヨシキリは低地から山地の草原にすみ,椀形の巣を作る。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヨシキリ
よしきり / 葭切・葦切
reed warbler

鳥綱スズメ目ヒタキ科ウグイス亜科ヨシキリ属に含まれる鳥の総称。この属Acrocephalusの仲間には約25種があるが、それらは、和名からも、英名(葦原(あしはら)のムシクイの意)からもわかるように、おもに葦原などにすむ。ユーラシア、アフリカ、オーストラリアに分布し、渡りをするものが多い。日本には、夏鳥としてオオヨシキリとコヨシキリが分布する。一般に「ヨシキリ」または「ギョウギョウシ(行々子)」とよばれるのは、かならず葦原にすむオオヨシキリであるが、葦原周辺部の草原にもすむコヨシキリも混同されていることが多い。[竹下信雄]

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