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ヨナグニサン

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百科事典マイペディアの解説

ヨナグニサン

鱗翅(りんし)目ヤママユガ科の1種。世界最大のガといわれ,開張200mm内外。雌は雄より多少大きく,前翅の突出が弱い。赤褐色で各翅の中央に三角形の透明紋がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヨナグニサン
よなぐにさん / 与那国蚕蛾
atlas moth
[学]Attacus atlas

昆虫綱鱗翅(りんし)目ヤママユガ科に属するガ。はねの面積が世界最大級のガで、その開張が200ミリに達する個体もある。前翅は細長く突出し、その部分と前縁近くに白色で縁どられた黒斑(こくはん)があり、その下に赤帯があって、ヘビの頭を連想させる。前後翅ともはねの中央に大きな三角形の透明紋があり、前翅ではさらにその上に小さい透明紋がある。日本では琉球(りゅうきゅう)諸島の石垣島、西表(いりおもて)島、与那国(よなぐに)島に産し、ことに与那国島に多産したため、島名にちなんで和名がつけられた。東南アジアの広分布種である。幼虫はアカギ、モクタチバナの葉を食べ、木の葉を周囲に配した大きな繭をつくって蛹化(ようか)する。成虫ガは夜行性。[井上 寛]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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