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ラジオゾンデ ラジオゾンデ radiosonde

翻訳|radiosonde

7件 の用語解説(ラジオゾンデの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラジオゾンデ
ラジオゾンデ
radiosonde

上空の大気の状態(気圧,気温,湿度,風向,風速などの気象要素)を自動的に測定するセンサを搭載し,測定した情報を送信するための無線送信機を備えた気象観測器具。温度計と湿度計はラジオゾンデから突き出たアームに取り付けられており,気圧計や無線送信機,電池などはラジオゾンデの本体内部にある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

ラジオゾンデ

小型気球に気象観測器と無線送信機を取り付けて飛揚させ、上空約30kmまでの気圧、気温、湿度、風向・風速を測定する気象器械。レーウィンゾンデともいう。1927年にフランスで実験が開始され、38年から日本で定常観測を開始。全国18カ所で1日2回観測している。

(饒村曜 和歌山気象台長 / 宮澤清治 NHK放送用語委員会専門委員 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

ラジオゾンデ(〈ドイツ〉Radiosonde)

気球に取り付け、高層大気の気温・湿度・気圧などを測定し、測定値を無線で地上に送信する装置。

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百科事典マイペディアの解説

ラジオゾンデ

気球に各種の気象測器と小型無線発信器をのせ,上空に放って大気高層の各種気象要素(ふつうは気温,湿度,気圧など)の測定値を地上の観測所に送信するものの総称。回収はしない。
→関連項目気象観測高層天気図レーウィン

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世界大百科事典 第2版の解説

ラジオゾンデ【radiosonde】

気球に吊り下げて飛揚し高層大気の気圧,気温,湿度などを測定する気象器械。一般に使用されているものは,小型軽量の気圧計,温度計,湿度計を組み合わせた気象計と小型無線送信器からできている。1981年3月1日以降,気象庁で用いられているラジオゾンデRS‐80型では,気象計として,接点抵抗式空ごう(盒)気圧計,サーミスター温度計カーボン湿度計を用いている。気圧,気温,湿度の変化により,各センサー電気抵抗が変わり,搬送波を変調させる方式をとっている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ラジオゾンデ【Radiosonde】

気球に小型の自動観測器をとりつけた上層気象観測装置。観測結果を無線で発信し、地上で受信する。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラジオゾンデ
らじおぞんで
radiosonde

小型の無線発信機を使った高層気象観測装置。これを、水素あるいはヘリウムガスを入れた気球につり下げて飛揚する。1928年に旧ソ連のモルチャノフP. A. Molchanovその他によって、初めて考案された。普通は気圧、気温、湿度の三要素を測定するが、低温での湿度観測を目的とした露点ゾンデ、大気の電気伝導度を測る電気ゾンデ、放射収支測定用のゾンデなどもある。高さ2キロメートルくらいまでの観測には低層ゾンデが使用される。500メートル程度までならカイトゾンデkitesondeも有効であって、測定装置を繰り返し使用できる利点がある。パラシュートをつけて飛行機などから投下し、地面までの観測を行うのはドロップゾンデdropsondeとよばれる。現在日本で使用されている普通のラジオゾンデは80型(1980年製作開始)と名づけられ、1680メガヘルツの電波に観測データ変調信号をのせる。アネロイド気圧計サーミスタ温度計、カーボン湿度計で三要素を測定する。白く塗装したサーミスタ温度計は、発振部などの収容箱から外方に出した枠に取り付ける。1800ヘルツの基準信号と3種の測定データ信号が、3秒置きに順次切り換えて発信される。地上観測点で受信結果を処理して観測データを算定する方式は、近年、各国で自動化が採用されつつある。80型も、コンピュータ処理による自動化を目ざしたものである。[篠原武次]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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