ドイツ南東部,バイエルン州の都市。人口6万(1991)。ミュンヘンの北東約65km,イザール川沿岸にある。1204年バイエルン大公ルートウィヒ1世が建設。32年にはバイエルン最初のシトー会女子修道院,ゼーリゲンタール修道院がこの地に創建された。79年,都市法を得る。1255-1340年,1392-1503年,大公家の居住地であった。1800年ごろ-26年,ミュンヘン大学の前身バイエルン大学が置かれる。旧市街には中世の建造物が多く残り,とくに高さ133mの西塔をもつ後期ゴシック様式のザンクト・マルティン教会(14~16世紀)が名高い。現在,機械,電気機具,家具,チョコレートなどの製造が行われている。
執筆者:国本 一也
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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