リフトゾーン(読み)リフトゾーン(その他表記)rift zone

最新 地学事典 「リフトゾーン」の解説

リフトゾーン

(volcanic)rift zone

ハワイの火山に特徴的にみられる帯状の凹陥地形。楯状火山の山頂火口から2~3方向に放射状にのびる地溝状の構造で,両縁は雁行する正断層群で限られる。リフトゾーンはハワイの大型楯状火山のすべてに認められ,山腹噴火の大部分はリフトゾーンで起こる。マウナロア,キラウェアなどの若い火山体ではリフトゾーンに沿って火山砕屑丘やピットクレーターが並び,開析された山体では多数の平行岩脈群がみられる。山頂火口の直下にあるマグマだまりからリフトゾーンに沿って火山体の浅所にマグマの通路が存在すると考えられ,噴火に際しては山頂火口とリフトゾーンは密接に関連した活動を示す。

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岩石学辞典 「リフトゾーン」の解説

リフト・ゾーン

大型の楯状火山の山腹に特徴的に見られる細長い割れ目地形で,この地帯に沿って噴火が起こる.幅は数km以下で長さは数10km程度で,山の頂上から側面を通って海面レベル以下まで延びている.リフト帯の表面は噴石丘や熔岩滴丘(spatter cone),スパッター・ランパート(spatter rampart)と火口,熔岩丘,スコリア丘などが線状に見られる.深い部分は無数の岩脈群で占められる[Macdonald & Orr : 1950, Wentworth & Macdonald : 1953,片山ほか : 1970].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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