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リボース ribose

翻訳|ribose

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リボース
ribose

化学式 C5H10O5 。リボ核酸の構成成分として,あらゆる生物細胞中に存在する単糖類アルドペントースの一種。D体とL体の2種の異性体があるが,天然にはD体のみ存在する。無色板状晶,融点 87℃。水に可溶,アルコールに難溶。ビタミン B2 の合成原料である。

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百科事典マイペディアの解説

リボース

化学式はC5H1(/0)O5。アルドペントースの一つ。天然にはD型のみ存在し,融点95℃,比旋光度[α](/D)=−23.7°。水に可溶,アルコールに難溶。
→関連項目

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大辞林 第三版の解説

リボース【ribose】

五個の炭素をもつ単糖類(ペントース)の一。化学式 C5H10O5  D ・ L ・ DL 形が知られているが、天然には D 形のみが存在する。塩基・リン酸と結合してリボ核酸( RNA )に含まれるほか、 ATP や各種の補酵素の糖成分としても広く生体に分布している。 → リボ核酸

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リボース
りぼーす
ribose

化学式はC5H10O5で、アルドペントースの一種。リボ核酸(RNA)、ヌクレオチド、ヌクレオシドの構成糖成分であり、デオキシリボ核酸(DNA)の糖部分は、リボースの2位のヒドロキシ基が水素に置換したデオキシリボースである。天然にはD体だけが存在し、ヌクレオチド分子中ではフラノース型、遊離ではピラノース型をとる。核酸中で塩基とは、β‐グリコシド結合をしている。塩基とリボースとリン酸とが共有結合したヌクレオチドはRNAのみならず、高エネルギー化合物ATP、生体酸化還元反応で重要なNAD+やNADP+など種々の補酵素の基本構造をなす。リボースの5位にリン酸の結合したリボース‐5‐リン酸は、光合成における炭酸還元サイクル、あるいは解糖系の別経路であるペントースリン酸経路で重要な役割を担っている。[入江伸吉]

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世界大百科事典内のリボースの言及

【炭水化物】より

…さらに核酸などのヌクレオチド誘導体をあげなければならない。核酸においては単糖であるリボースとリン酸のホスホジエステル鎖が骨格をなし,リボースの還元基に結合した塩基が特異性を発揮する。糖が多価の結合基を有するという特性がここでも生かされている。…

※「リボース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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