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リュウビンタイ リュウビンタイAngiopteris lygodiifolia

4件 の用語解説(リュウビンタイの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リュウビンタイ
リュウビンタイ
Angiopteris lygodiifolia

リュウビンタイ科の常緑性シダ植物伊豆半島以南から台湾にかけて分布している。根茎は太い塊状で直立し,1~2mの大型の葉を叢生する。葉は広楕円形の2回羽状複葉で,葉身とほぼ同長で太く長い葉柄をもつ。

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百科事典マイペディアの解説

リュウビンタイ

リュウビンタイ科の常緑シダ。本州南部〜沖縄の暖地に分布。薄暗い林の中にはえる。地下茎は大きく,径30cmにもなり,葉は2回羽状複葉で長さ1〜3m,小羽片は線状披針形で光沢があり,平行脈となり,胞子嚢は互いに接近してへり近くに並ぶ。

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世界大百科事典 第2版の解説

リュウビンタイ【Angiopteris lygodiifolia Ros.】

シダ類リュウビンタイ科の,地上生の大型多年草イラスト)。根茎は直立し塊状,内部は肉質,直径30cm,葉の基部には1対の托葉に似た構造があって,若葉を包む。葉は長さ1~2m,軟らかい肉質で,葉柄と葉身はほぼ同長。羽片は5~10対,長さ30~70cm,幅10~20cm。小羽片は披針形,15~25対,長さ5~13cm,幅1~2cm,縁に浅い鋸歯がある。葉脈は遊離し,平行する。胞子囊群は葉縁よりやや離れて1列に並び,長さ1~1.5mm,5~15個の胞子囊が基部でくっつきあう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リュウビンタイ
りゅうびんたい / 観音座蓮
[学]Angiopteris lygodiifolia Ros.

リュウビンタイ科の常緑性シダ。葉は大形の2回羽状複葉で長さ1~2メートルになり、径30センチメートルに達する肉質塊状の根茎から数枚束生する。葉柄表面には通気孔が多く分布し、それが白斑(はくはん)にみえる。葉質は厚いが柔らかい。羽片は長さ30~70センチメートル、幅10~20センチメートルで、基部に膨らんだ関節があり、披針(ひしん)形の小羽片を15~25対つける。側脈は単状か1回分枝して互いに平行になり、辺縁近くに達する。辺縁からは各側脈の間に逆行する白色の偽脈(ぎみゃく)があり、通常、中肋(ちゅうろく)への中間ほどで消失する。胞子嚢(のう)群は数対の胞子嚢が並んだ形のもので、葉縁からすこし離れ、側脈と平行になって生ずる。胞子嚢は壁が数個の細胞層からなる真嚢である。陰湿な山林中に生じ、九州以南では比較的よくみかける。静岡県伊東市の八幡野八幡宮(やはたのはちまんぐう)境内の森林は、自生北限地として国の天然記念物に指定されている。リュウビンタイは観賞用に温室でも栽植される。小笠原(おがさわら)諸島のリュウビンタイモドキは本種に似るが、胞子嚢が癒着している。[西田治文]

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