リュックサック(英語表記)rucksack

  • 〈ドイツ〉Rucksack

翻訳|rucksack

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

登山などに必要な品物を入れて背負う布地の背負袋。略してザックともいう。大人用から子供用まで,また荷物の量によって大小さまざまの種類がある。オーストリアの山岳地帯の猟師が携帯したものに始まるとされ,登山普及とともに世界各地に波及したといわれる。材質や型は防水が可能で,しかも背負いやすさをそこなわない限度で収容物に応じて伸縮できるよう各種ある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

ルックザックまたは略してザック,リュックとも。登山用の布製背負袋。ふつう両側にサイドポケットをつけ,布地としては木綿,合成繊維製などを使用。スイスの製作者キスリングにちなむキスリング型が最も普及,ほかにノルウェーのベルガンス型,フランスのミレー型などがある。日帰りなどでは小型のサブザックが便利。スキー用につくられたものもある。→ナップザック

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

登山やハイキングなどのとき,荷物を入れて背負う布製の袋。ルックザックともいい,リュック,ザックと略称される。日本では古くから荷物を運ぶのに振分け,背負子(しよいこ),背負籠(せおいかご)などの形があり,中国やネパールなどアジア各地でも背負籠が多いが,19世紀ころ登山が盛んになったヨーロッパでは,布製の袋に背負皮をつけたルックザックが利用されるようになった。明治初期には日本にも紹介されたが,登山に使用したのは1910年加賀正太郎がヨーロッパから持ち帰って以来で,このときは三つポケット型であった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

登山などに行くとき、荷物を入れて背負う袋。ルックザック。リュック。ザック。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (Rucksack 「リュック」の音は背中の意のRücken から)⸨リュックザック・ルックサック⸩ 登山などで、食料や装備を詰めて背負う袋。リュック。ザック。
※ロシアに入る(1924)〈荒畑寒村〉西比利の汽車旅行「カガン君はリュクサックを背負って、迎へに来た」
[語誌]省略形の「リュック」「リック」のほか、さまざまな異形が見られるが、「━ザック」という濁音はドイツ語の原音による。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

懈怠

仏教用語。仏道修行に励まないこと。怠りなまけること。六大煩悩の一つあるいは二十随煩悩の一つとして数えられる。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

リュックサックの関連情報