ルバシカ(英語表記)rubashka

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルバシカ
rubashka

ルパシカ,ルバシュカともいう。ロシア民族服の一つ。詰め襟,長袖,左前開きで腰丈の男性用上衣。襟や袖口や縁辺には刺繍が施されており,腰帯を締めて着用する。本来,厚地の白麻製で,ウエストを絞らずゆるやかでしかも暖かいのが特色であるが,近年はさまざまな生地が使われる。

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デジタル大辞泉の解説

ルバシカ(〈ロシア〉rubashka)

ロシアの男子の民族衣装。ゆったりしたブラウス風の上衣で、腰をひもで締めて着る。立ち襟で左寄りに前あきがあり、襟や袖口などをロシア風の刺繍(ししゅう)で飾る。ルパシカ。

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百科事典マイペディアの解説

ルバシカ

ロシア語のルバシカは広くシャツ類をさすが,日本ではロシア人の着るブラウス風の上着をいう。ゆったりした直線裁ちで,立衿(たちえり)がつき,前左寄りの衿ぐりからあきがある。麻,木綿などで作られ,衿,前立て,袖(そで)口,裾(すそ)などに刺繍(ししゅう)が施されることが多い。ズボンの上に着用し,腰ひもでしめる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルバシカ【rubashka】

ロシアの伝統的なスモック風上衣。日本では俗にルパシカともいう。もとはルバーハrubakhâと呼ばれた手織り麻の簡単な丸首シャツであった。19世紀末から20世紀初頭にかけて,立衿や袖口のカフスがつき,可愛いブラウスというような愛称をこめてルバシカと一般に呼ばれるようになった。男女ともに用いられ,上半身をゆったりとおおい,前のあきが胸の左側または右側に片寄ってつけられる。衿,袖口,前立て,裾にロシア風の刺繡(ししゆう)が施されている。

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大辞林 第三版の解説

ルバシカ【rubashka】

ロシアの男性の着る、ゆったりしたオーバーブラウス風の上衣。立ち襟・左寄りの前あきで、袖口・襟に刺繡をほどこす。ルパシカ。ルバシュカ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルバシカ
るばしか
рубашка rubashka ロシア語

ロシア人の着用するゆったりとしたブラウス風の民族衣装。フル・スリーブがついた直線裁ちの胴衣で、ウエストを太いベルトや腰紐(こしひも)で締めて、裾(すそ)をズボンの上に出して着る。普通、襟は立襟。途中まであく前あきは左側につくことが多い。襟、前立て、袖口(そでぐち)などにはロシア風の帯状の刺しゅうが入っている。布地には麻、木綿、ウールなどが用いられる。[深井晃子]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ルバシカ

〘名〙 (rubaška) ロシアの民族衣装で、男子が着用するブラウス風の上着。身ごろは全体にゆったりとしている。詰襟、左脇寄りの前あきで、襟や袖口などに刺繍がある。着用する時はすそをズボンの上に出し、ひもで胴を締める。
※嘲る(1926)〈平林たい子〉一〇「汚れたルバシカを着たりした連中が」

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