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ルンゲ Runge, Friedlieb Ferdinand

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルンゲ
Runge, Friedlieb Ferdinand

[生]1795.2.8. ハンブルク近郊ビルベルダー
[没]1867.3.25. オラニエンブルク
ドイツの有機化学者。ベルリン大学で学位を取得 (1819) し,同大学講師 (22) ,ブレスラウ大学教授 (23) 。ペーパークロマトグラフィーの発見者として知られている。 1819年にカフェイン,キニーネ,22年にプルプリンを発見。 32年からオラニエンブルクの化学工場で研究に従事,34年コールタール蒸留物からの染料の製造法を開発。またベラドンナが瞳孔散大を引起すことを発見した。著書に「Farbenchemie (色素化学) 」がある。

ルンゲ
Runge, Philipp Otto

[生]1777.7.23. ウォルガスト
[没]1810.12.2. ハンブルク
ドイツの画家。コペンハーゲン,ドレスデンの美術学校に学び,風景画家の C.フリードリヒ,哲学者シュレーゲル,ゲーテたちと出会う。 1804年以来ハンブルクで制作。ドイツの歴史,童話,民話に興味をもち,汎神論的な思想を背景に寓意的で象徴的な風景画,人物画を描き,ドイツ・ロマン派の代表的存在となる。代表作『朝』 (1808,ハンブルク美術館) 。

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デジタル大辞泉の解説

ルンゲ(〈ドイツ〉Lunge)

肺。また俗に、肺結核をさす。

ルンゲ(Philipp Otto Runge)

[1777~1810]ドイツの画家。フリードリヒとともにドイツ‐ロマン主義絵画を代表。「朝」などの神秘的・象徴的作品のほか、肖像画にもすぐれた。

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百科事典マイペディアの解説

ルンゲ

ドイツの工業化学者。ブンゼンに学び,1876年から32年間チューリヒ工科大学教授として同大学の発展に寄与。鉛室法硫酸製造に関する研究をはじめ,広く工業化学の発展に尽くした。

ルンゲ

ドイツの数学者。1904年ゲッティンゲン大学教授。数値解析図計算を研究。

ルンゲ

ドイツの有機化学者。1823年ブレスラウ大学教授。のち化学工場で研究を続け,アトロピンの毒作用の発見,カフェイン,キニン,プルプリンの発見でプリン化学の発展を導いた。

ルンゲ

フリードリヒに次いでドイツ・ロマン主義を代表するドイツの画家。ゲーテ親交を持ち色彩研究に没頭する一方で,ドイツ神秘主義的立場から新しい風景画の創造を志した。音楽と詩の朗読を伴って鑑賞されるべく《朝》,《昼》,《夕》,《夜》4部作を構想するが,《朝》の油彩バージョン2点を残して夭折し未完に終わった(他は素描が残されている)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルンゲ【Fridlieb Ferdinand Runge】

1794‐1867
ドイツの化学者。ハンブルクに生まれる。イェーナ大学で医学を修めたあと,1822年ベルリン大学で化学を学び博士号を取得,28年ブレスラウ大学教授となる。31年オラニーンブルクの化学会社に移り,そこでコールタールの分留から最初の人造タール染料〈アニリンブラック〉を製造,34年特許を取った。このほかペーパークロマトグラフィーによる化学分析の先駆的業績でも知られる。【古川 安】

ルンゲ【Philipp Otto Runge】

1777‐1810
ドイツ・ロマン派の画家。北ドイツのウォルガスト生れ。コペンハーゲンアカデミーに学んだのち,1801年よりドレスデン,ハンブルクに住みティークをはじめ多くのロマン主義文学者,思想家と交際,ベーメの神秘思想にも触れる。ゲーテの主催する公募展落選を機に歴史画の時代は終わったと痛感,新時代の芸術として人間の主観を投影した新しい風景画を構想。03年その試みとして版画連作《四つの時(朝夕昼夜)》を発表,幾何学的・装飾的構図と植物や子どもの姿に託した複雑な個人的象徴体系を用い,自然の運行にキリスト教的意味での世界の歴史を重ねて表現して注目されるが,神秘主義,美術の限界とも評される。

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大辞林 第三版の解説

ルンゲ【Lunge】

〔肺臓の意〕
肺結核の俗称。

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367日誕生日大事典の解説

ルンゲ

生年月日:1839年9月15日
ドイツの化学者
1923年没

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世界大百科事典内のルンゲの言及

【フェノール】より

…自然界では,哺乳類の尿,マツの葉,タバコの葉の精油中などに存在する。
[製法]
 フェノールは1834年,ドイツの化学者ルンゲFriedlieb Ferdinand Runge(1795‐1867)によりコールタールからはじめて得られた。第1次大戦中,爆薬としてのピクリン酸製造の需要を満たすためベンゼンのスルホン化で得たベンゼンスルホン酸のアルカリ融解で合成されるようになった。…

【神秘主義】より

…まず,イギリスの聖霊主義運動に加わったW.ブレークは,霊視ないしは瞑想により得られた寓意図を描いてラファエル前派などの心霊的な画風に先鞭をつけた。同時にドイツ・ロマン派のO.ルンゲやC.G.カールスは大宇宙と個人との直接的交感をテーマとして壮大なビジョンを呈示した。音楽ではとくに《魔笛》においてフリーメーソンの秘儀を表現したといわれるモーツァルト,北欧神話の象徴性に霊感を得たW.R.ワーグナーなどが挙げられよう。…

※「ルンゲ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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