コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ロゼッタ Rosetta

デジタル大辞泉の解説

ロゼッタ(Rosetta)

エジプト北部、ナイル川河口のデルタ地帯にある都市。エジプト名ラシード。アレクサンドリアの東約65キロメートルに位置する。16世紀から19世紀にかけてエジプト最大の港として栄えた。18世紀末にロゼッタ石が発見され、古代エジプトのヒエログリフが解読できるようになった。オスマン帝国時代の商人の邸宅が多く残っている。
2004年3月にESA(欧州宇宙機関)が打ち上げた彗星探査機。本体と、彗星への着陸機フィラエで構成される。2014年11月にチュリュモフゲラシメンコ彗星にフィラエを投下。彗星表面の着陸に世界で初めて成功した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラスの解説

ロゼッタ

1999年製作のベルギー・フランス合作映画。原題《Rosetta》。監督:リュック=ピエール・ダルデンヌ、ジャン=ピエール・ダルデンヌ、出演:エミリー・ドゥケンヌ、ファブリッツィオ・ロンギーヌほか。第52回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

知恵蔵miniの解説

ロゼッタ

欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機。アメリカ航空宇宙局(NASA)とESAの共同計画として開発が開始されたが、NASAの離脱により、1992年以降はESAが単独で計画を進めている。2004年、南米のギアナ宇宙センターからアリアン5ロケットによって打ち上げられた。11年より消費電力を最小限に抑えるために休眠状態に入ったが、14年1月に再起動し、同年8月、探査対象であるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着。同年11月、着陸機フィラエ(Philae)を投下し、人類史上初となる彗星への着陸に成功した。フィラエは彗星の探査を行い、ロゼッタは15年末まで彗星上空にとどまって観測を続ける予定となっている。

(2014-11-13)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

世界大百科事典内のロゼッタの言及

【ラシード】より

…人口3万7000(1966)。ロゼッタRosettaの名でも知られる。ナイル川のラシード(ロゼッタ)支流の出口にあたる重要な港町。…

※「ロゼッタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

キラウエア火山

ハワイ諸島の南東端、同諸島中最大のハワイ島南東部を占める玄武岩質の活火山。標高1222メートル。島の中央部にあるマウナ・ロア山、マウナ・ケア山と同様に、傾斜が平均6~7度の緩やかな楯状(たてじょう)火...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ロゼッタの関連情報