ロックハンプトン(その他表記)Rockhampton

デジタル大辞泉 「ロックハンプトン」の意味・読み・例文・類語

ロックハンプトン(Rockhampton)

オーストラリアクイーンズランド州東部の都市ブリスベーンの北約660キロメートル、フィッツロイ川沿いに位置する。1855年に建設ゴールドラッシュ一時にぎわったのち、炭鉱地帯の中心地として発展周辺では牧畜業が盛ん。市街南郊に南回帰線が通る。

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改訂新版 世界大百科事典 「ロックハンプトン」の意味・わかりやすい解説

ロックハンプトン
Rockhampton

オーストラリア東部,クイーンズランド州中部東岸にある都市。人口5万6000(1991)。南回帰線のすぐ北,フィッツロイ川の河口から60kmの地点に位置し,肉牛をはじめとする農牧地帯や炭鉱地帯を後背地とする,州中部の行政経済文化中心都市である。かつては河港として栄え,現在も河口に港をもつが,輸送はおもに鉄道に依存する。空港がある。1855年の開基で,1919年市制をしいた。名称は建設者の出身地名に由来する。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロックハンプトン」の意味・わかりやすい解説

ロックハンプトン
ろっくはんぷとん
Rockhampton

オーストラリア東部、クイーンズランド州の都市。州都ブリズベンの北660キロメートル(道路距離)にある。人口5万8382(2001)。フィッツロイ川の河口から60キロメートル上流に位置し、河口付近に港をもつ。肉牛飼育を中心とする農牧地帯や内陸鉱山を後背地に、同州東海岸中部の中心都市として発展してきた。食肉加工はじめ各種工業がある。グレート・バリア・リーフ(大堡礁(だいほしょう))の観光基地の一つ。1855年入植、1919年市制施行。

[谷内 達]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロックハンプトン」の意味・わかりやすい解説

ロックハンプトン
Rockhampton

オーストラリア,クイーンズランド州中部東岸にある都市。同州中部の行政,経済,文化の中心地。フィツロイ川の河口より 78km上流にあり,外港がポートアルマにあるが港湾機能はグラッドストンに譲る。主として鉄道に依存した農牧産品集散地。人口5万 9418 (1991推計) 。

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百科事典マイペディア 「ロックハンプトン」の意味・わかりやすい解説

ロックハンプトン

オーストラリア東部,クイーンズランド州東海岸の港湾都市。フィッツロイ川河口に近く,後背地の農牧業(とくに肉牛),鉱業の中心。1855年創設。6万9000人(2005)。

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