百科事典マイペディアの解説
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アメリカ出身のイギリスの映画監督。ウィスコンシン州に生まれる。劇評家、舞台演出家、記録映画監督を経て、1949年RKOと契約、『緑色の髪の少年』(1948)、『暴力の街』(1950)などを発表。その社会的関心、分析的興味から一部の注目を集めるが、「赤狩り」の災いを被り、1953年イギリスに亡命。劇作家ハロルド・ピンターの脚本による『召使』(1963)、『できごと』(1967)、『恋』(1971)で国際的な名声を獲得、イギリス中産階級の退廃を描きながら、冷たく厳しいスタイルで人間の弱点を容赦なくとらえた。ほかに『エヴァの匂(にお)い』(1962)、『銃殺』(1964)、『暗殺者のメロディ』(1972)など。
[宮本高晴]
緑色の髪の少年 The Boy with Green Hair(1948)
暴力の街 The Lawless(1950)
不審者 The Prowler(1951)
大いなる夜 The Big Night(1951)
拳銃を売る男 Stranger on the Prowl(1953)
二つの顔をもつ男 A Man on the Beach(1955)
非情の時 Time Without Pity(1957)
狙われた男 Blind Date(1959)
コンクリート・ジャングル The Criminal(1960)
エヴァの匂い Eva(1962)
呪われた者たち The Damned(1963)
召使 The Servant(1963)
銃殺 King & Country(1964)
唇からナイフ Modesty Blaise(1966)
できごと Accident(1967)
夕なぎ Boom(1968)
秘密の儀式 Secret Ceremony(1968)
雪崩 Figures in a Landscape(1970)
恋 The Go-Between(1971)
暗殺者のメロディ The Assassination of Trotsky(1972)
人形の家 A Doll's House(1973)
愛と哀しみのエリザベス The Romantic Englishwoman(1975)
パリの灯は遠く Mr. Klein(1976)
ドン・ジョヴァンニ Don Giovanni(1979)
鱒(ます) La truite(1982)
スチームバス 女たちの夢 Steaming(1985)
…S.クラカウアーは《M》を分裂した自我の象徴として《プラーグの大学生》(1913,26),《カリガリ博士》(1919)の系譜に位置づけ,病的な衝動に服従する主人公に,当時台頭しつつあったナチズムを迎え入れるドイツ人の内面的なパターンを見いだした。翌年ラングはヒトラーの迫害を逃れてパリに亡命するが,51年,マッカーシイズム旋風の中でJ.ロージーがヨーロッパへの亡命を余儀なくされる直前に,《M》を再映画化しているのは偶然の符合にしても興味深い。【高崎 俊夫】。…
※「ロージー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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