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ロートレアモン ロートレアモン Lautréamont, Comte de

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロートレアモン
ロートレアモン
Lautréamont, Comte de

[生]1846.4.4. モンテビデオ
[没]1870.11.24. パリ
フランスの詩人。本名 Isidore Ducasse。ウルグアイ駐在の領事館員の子として生れ,早く母を失う。パリのエコール・ポリテクニク (国立高等理工科専門学校) 受験のため単身フランスに渡り,タルブ,ポーのリセ (高等中学校) を経てパリに定住。

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デジタル大辞泉の解説

ロートレアモン(Comte de Lautréamont)

[1846~1870]フランスの詩人。本名、イジドール=デュカス(Isidore Ducasse)。悪と反抗をテーマに豊かな感受性で苦悩と幻想の世界をうたった散文詩集「マルドロールの歌」により、シュールレアリスムの先駆者とされる。

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百科事典マイペディアの解説

ロートレアモン

フランスの詩人。本名イジドール・リュシアン・デュカスIsidore-Lucien Ducasse。南米ウルグアイのモンテビデオ生れ。14歳の時単身渡仏し,リセで学んだのち詩作を手がけるが,無名のまま24歳で没した。
→関連項目ミショー

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世界大百科事典 第2版の解説

ロートレアモン【Comte de Lautréamont】

1846‐70
フランスの詩人。本名はデュカスIsidore‐Lucien Ducasse。南アメリカのウルグアイのモンテビデオに生まれた。両親ともフランス人で,父親はモンテビデオ駐在のフランス総領事書記,母親はイジドール誕生後1年で他界した。彼の生涯の詳細はほとんど不明で,近年高校時代の写真が1葉発見されて大きな話題を呼んだが,それまでは肖像も知られていなかった。わずかにわかっているところでは,14歳で単身フランスに渡り,タルブ,ポーの高等中学校(リセ)で学んだのち,65年ころパリに現れて下宿を転々,66年ころから創作に熱中したが,無名のまま70年末に24歳の生涯を閉じた。

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大辞林 第三版の解説

ロートレアモン【Comte de Lautréamont】

1846~1870) 〔本名 Isidore Ducasse〕 フランスの詩人。モンテビデオ生まれ。黙示録的な長編散文詩「マルドロールの歌」は、悪魔的イメージと無意識界への侵入によって、シュールレアリスム運動の原点とされる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロートレアモン
ろーとれあもん
Comte de Lautramont
(1846―1870)

フランスの詩人。本名イジドール・デュカス。ウルグアイの首都モンテビデオに生まれる。中等教育は父母の故郷であるフランス南西部のタルブ、ついでポーで受ける。そのあとパリに出、理工科大学校(エコール・ポリテクニク)受験を準備していたと思われるが、詳細は不詳。1870年11月23日、孤独のうちに死んだが、その状況も明らかでない。彼の残した作品としては、ロートレアモン伯爵の筆名による長編散文詩『マルドロールの歌』(1869作)と小冊子『ポエジー(イジドール・デュカス著、1870)があるだけである。悪と反抗をうたう過激な書『マルドロールの歌』は1868年に「第一の歌」のみ発行、翌年全体(「第一の歌」から「第六の歌」まで)が印刷されたが、検閲を恐れて配本されなかった(没後1874発売)。『ポエジー』は、きたるべき詩の「新しき学」を目ざすアフォリズム集のごときものであるが、字句、内容に『マルドロールの歌』と組織的に対立するところがあるため、その意図、解釈をめぐってさまざまな議論がなされてきた。
 19世紀においてほとんど読まれることのなかった彼の作品は、20世紀に入って、主としてシュルレアリストたちによって「発見」され、以後、現代の「テル・ケル」派(ソレルス、プレネ、クリステバら)に至るまで、一種越えがたい極限を示す言語として、ランボー、アルトー、ジョイスなどとともに、現代の作家たちから仰ぎみられる存在になった。[豊崎光一]
『栗田勇訳『ロートレアモン全集』全1巻(1968・人文書院) ▽マルスラン・プレネ著、豊崎光一訳『彼自身によるロートレアモン』(1979・白水社)』

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