コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ローマ没落史観 ローマぼつらくしかん

1件 の用語解説(ローマ没落史観の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ローマぼつらくしかん【ローマ没落史観】

ローマ没落の問題をめぐって展開されたさまざまな歴史観の総称。ローマを一つの優れた文明・秩序の象徴とみなすローマ理念と相まって,ローマ没落が単に一帝国の消滅というにとどまらず,古代世界全般の崩壊,さらには文明一般の没落・交替の典型としてとらえられてきたため,この問題はローマ帝国盛衰原因論,古代文化没落原因論,古代中世境界論などの形で,おのおのの時代意識を反映させつつ多くの考察を生み出した。なお,この場合のローマとは通例いわゆる西ローマ帝国を指すが,没落原因論が多様であると同様,没落時期についても西ローマ帝国が消滅した476年という伝統的年代で一致しているわけではない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone