ポリュビオス(読み)ぽりゅびおす

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポリュビオス」の意味・わかりやすい解説

ポリュビオス
Polybios

[生]前200頃.アルカディアメガロポリス
[没]前118以後
古代ギリシアの歴史家。若くして政治家を志し,アカイア同盟将軍を務め,ローママケドニアの戦争にあたってアカイア同盟の中立を保証するための 1000人の人質の一人としてローマへ行き,小スキピオの家庭教師に選ばれ,終生友情を結んだ。スキピオに同行してポエニ戦争従軍,ローマ帝国の偉大な力をまのあたりにした。その著『歴史』 Historiae (40巻) は,ローマの地中海世界制覇の歴史 (前 264~144) で,特にその中心は第2次ポエニ戦争の開始から第3次マケドニア戦争の終結まで。その冷静な記述と透徹した歴史観は古代歴史家のなかの最も優れたものに位する。最初の5巻と,残りの巻の抜粋現存

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポリュビオス」の意味・わかりやすい解説

ポリュビオス
ぽりゅびおす

ポリビオス

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