一将功成りて万骨枯る(読み)イッショウコウナリテバンコツカル

デジタル大辞泉の解説

一将(いっしょう)功(こう)成(な)りて万骨(ばんこつ)枯(か)る

曹松「己亥歳」から》一人の将軍の輝かしい功名の陰には、戦場に命を捨てた多くの兵士がある。成功者・指導者ばかりが功名を得るのを嘆く言葉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

いっしょうこうなりてばんこつかる【一将功成りて万骨枯る】

〔唐の曹松の詩「己亥歳」の一節から〕
一人の大将の功名は、多くの兵士が戦死して骨を戦場にさらした結果である。一人の成功者の陰で、多くの犠牲者が忘れられがちなのを戒めていう。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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