コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

廃兵/癈兵 ハイヘイ

3件 の用語解説(廃兵/癈兵の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

はい‐へい【廃兵/×癈兵】

戦争で負傷して身体障害者となり、再び戦闘に従事できなくなった兵。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

はいへい【廃兵】

一般には〈戦争で負傷して不具者となり,ふたたび戦闘に従事することができなくなった兵〉を意味する。したがって,その起源は戦争の歴史とともに古いといってよい。フランスの廃兵院アンバリッドは17世紀に開設されている。しかし,日本における近代的な意味での廃兵の出現は,服役免除者と死亡者があわせて11万人にのぼった日露戦争以後のこととみるべきであろう。事実,日本で最初の廃兵院が開設されたのは日露戦争後の1906年における廃兵院法公布の翌年,東京渋谷(翌1908年には巣鴨に移転)においてであった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

廃兵
はいへい

戦闘または公務により生活能力を失い、軍人恩給法により増加恩給、傷病賜金を受けた傷病兵。日露戦争においては兵器の近代化により3万7000人余の傷病兵が出て社会問題化した。政府は1906年(明治39)4月7日廃兵院法を公布し、廃兵院を開設して、重度の廃兵を国費で終生扶養することで戦意高揚を図った。31年(昭和6)に廃兵は傷痍(しょうい)軍人と改称されるが、この間300人余が廃兵院に収容された。[滝澤民夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

廃兵/癈兵の関連キーワード井上勝(2)樺山十兵衛越山休蔵田中次郎(1)福原和勝前田隆礼元森熊次郎森権十郎米村靖雄渡辺与八

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone