コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

一条冬良 いちじょう ふゆよし(ふゆら)

6件 の用語解説(一条冬良の意味・用語解説を検索)

美術人名辞典の解説

一条冬良

江戸初期の公卿・学者。号は妙華寺殿、法名は後妙華寺。兼良の次男、大乗院尋尊の異母弟。内大臣・関白・太政大臣と官位を累進。文才は兼良と並び称され、また飯尾宗祇に命じ連歌集『新撰菟玖波集』を編集させ勅撰に準ぜられた。永正11年(1614)歿、51才。

出典|(株)思文閣
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

いちじょう‐ふゆら〔イチデウ‐〕【一条冬良】

[1464~1514]室町後期の公家・学者。兼良(かねら)の子。関白太政大臣。宗祇(そうぎ)とともに準勅撰の「新撰菟玖波(つくば)集」を編集。いちじょうふゆよし。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

一条冬良 いちじょう-ふゆよし

1464-1514 室町-戦国時代の公卿(くぎょう),学者。
寛正(かんしょう)5年6月25日生まれ。一条兼良(かねよし)の子。甥(おい)政房(まさふさ)の非業の死により兄教房(のりふさ)の跡をうけ一条家を相続。文明5年従三位,長享2年関白となる。明応2年太政大臣,6年関白に再任。従一位。父の学問を継承し,桃華坊文庫の復興をはかる。宗祇(そうぎ)らと連歌集「新撰菟玖波集(しんせんつくばしゅう)」を撰進。永正(えいしょう)11年3月27日死去。51歳。法号は後妙華寺。名は「ふゆら」ともよむ。歌集に「流霞集」,著作に「衛府具(えふのぐ)」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

一条冬良

没年:永正11.3.27(1514.4.21)
生年:寛正5.6.25(1464.7.29)
室町・戦国時代の公卿,学者。「ふゆら」ともいう。後妙華寺と号す。父は一条兼良,母は町顕郷の娘。兄教房の長男が夭折したあと猶子となり,文明4(1472)年に下向先の奈良興福寺の成就院で元服し家督を継ぐ。同5年従三位,同7年権中納言となり,同9年に父と共に帰京,同11年に権大納言となる。同15年,家領摂津国福原荘(兵庫県)に下向して代官香川氏の押領を退け同17年に帰京。同18年内大臣,長享2(1488)年関白・氏長者,明応1(1492)年従一位,翌2年に太政大臣となり関白を辞すが,同6年関白に還補して文亀1(1501)年辞任。永正11(1514)年に没し,東福寺に葬られた。父兼良の桃華坊文庫と学問研究を継承して,『古今和歌集』などを講じ,兼良の講義の筆記録『令聞書』や有職故実書の『県召除目次第』『衛府具抄』『三節会次第』などを著した。歌集に『流霞集』がある。

(伊東正子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

いちじょうふゆら【一条冬良】

〔「ふゆよし」とも〕 (1464~1514) 室町後期の政治家・学者。兼良の次男。関白太政大臣。準勅撰の「新撰菟玖波つくば集」を宗祇そうぎと共撰。著「世諺問答」など。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

一条冬良
いちじょうふゆら

[生]寛正5(1464).6.25.
[没]永正11(1514).3.27. 京都
室町時代中期の貴族。学者。関白,太政大臣,従一位。兼良 (→一条兼良 ) の次男,兄教房の猶子。父に学び,著書に父の講釈した令の抄録『桃萼残輝』がある。また宗祇に連歌を選定させて収めた『新撰菟玖波集 (しんせんつくばしゅう) 』は勅撰に準じられた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の一条冬良の言及

【新撰菟玖波集】より

…室町時代の連歌集。一条冬良(ふゆら),宗祇ほか編。1495年(明応4)成立。…

※「一条冬良」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

一条冬良の関連キーワード一条兼冬清水谷公松五辻泰仲木幡雅遠ゆらりゆらりゆらゆら一条房冬鷹司忠冬鷹司冬家山科教冬

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone