丁髷(読み)ちょんまげ

  • ▽丁×髷

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

江戸時代の男性髪型の一つで,額から頭頂部の髪を剃って月代 (さかやき) にし,残余の髪を束ねて前方に寝かせた髪型。月代はないが,類型は今日の力士にみることができる。語源はゝ (ちょん) の文字に似たところからと考えられている。明治以降は散切に対して,半髪とも呼ばれたが,これは頭部の下半部に髪を残した結髪であったことによるものであろう。

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百科事典マイペディアの解説

江戸時代には男性老人の髷のこと。ちょんは小さい,少ないという意。髪が少ないため髷が小さいので髷と称した。明治以降男性の結う髷のある髪形の総称となった。
→関連項目散切断髪

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世界大百科事典 第2版の解説

江戸時代の男子髷の通称。ちょんとは点,あるいは少ない,小さいという意味で,老人になると毛髪が薄くなるので,結った場合に(もとどり)が小さくなるところから呼ばれるようになった。現代では演劇,映画などで男子が結う髻の総称として使われている。髪形【橋本 澄子】

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大辞林 第三版の解説

江戸時代の男子の髪形の一。前額を広く剃りあげ、残った髪をまとめ後頭部にまげをつくったもの。まげの形が踊り字の「ゝ」に似ることからいう。現在では、関取の風俗として残る。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 本多髷の汎称。結った形態が「ゝ」に似ているところからいう。
※江戸繁昌記(1832‐36)二「丸麻結曰、知余侔麻結(〈注〉チョンまげ)曰」

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世界大百科事典内の丁髷の言及

【相撲髷】より

…幕末のころから流行しだした大銀杏髷(おおいちようまげ)が82年ころから力士髷の標準になった。当時は三段目力士以上が結うことができたが,それ以下は丁髷(ちよんまげ)を結うことになっていた。現在では十両以上の力士に大銀杏髷が許され,幕下以下はすべて丁髷で,いまはこの2種類しかない。…

※「丁髷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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