ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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生後7日目の祝い。現在も生児の命名は七夜までに行われている。古くはウブヤシナイといって、出生当日を初夜、ついで三夜、五夜、七夜、九夜を祝ったが、その後ほかは廃れて七夜のみとなった。地方によって七夜をヒトウブヤ、オヤノイワイ、オキビ、ヒサラエなどといい、産婦が床上げをする日としている所は多く、産婦の忌みが晴れる第一段階としている。父親の忌みはこの日で晴れるとする所が多い。この日生児に命名をし、名広めの祝いとして産婆、仲人(なこうど)の女親(仲人の妻)、親戚(しんせき)などを招いて祝う。名前は一般に父親がつけるが、名付け親を頼む場合もある。昔は生児が七夜までに死亡する場合が多く、七夜はその成長を確かめるだいじな折り目でもあった。この日をウイデ、デゾメなどといって、生児の初外出として、家の神、竈(かまど)神、井戸神などに参る風が広くみられる。関東から中部地方にかけては便所神に参る風習がある。
[大藤ゆき]
『「家閑談」(『定本柳田国男集15』所収・1963・筑摩書房)』▽『恩賜財団母子愛育会編『日本産育習俗資料集成』(1975・第一法規出版)』▽『大藤ゆき著『児やらい』(1968・岩崎美術社)』▽『松岡利夫著『人生儀礼』(1962・吉川弘文館)』
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…生まれたばかりの子どもは,霊界ともいうべきところからこの世に取り上げられてまもないため,非常に不安定な状態にあると考えられた。とくに生後3~7日目まではその心配が最も大きく,三日祝や七夜は生児がこの世に生存するか否かの第一段階ともみられた。生後すぐはぼろにくるみ,胎毒下しと称してマクリなどを飲ませておき,三日祝のときに産着を着せ,同じころに産をした異性の子をもつ人の乳を〈乳つけ〉として与えてもらった。…
※「七夜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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