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三角巾 さんかくきんcravat

翻訳|cravat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三角巾
さんかくきん
cravat

対角線で折って三角形にして使う正方形包帯布。腕を吊ったり,躯幹部の外傷を被覆したりするほか,普通の包帯が使いにくい部位にも利用できる。広い応用性をもつので,救急医療用備品としてよく使われる。

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デジタル大辞泉の解説

さんかく‐きん【三角巾】

正方形に切った対角線二つに折り、三角形にした布。包帯その他の救急処置などに用いる。

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百科事典マイペディアの解説

三角巾【さんかくきん】

約1m平方のさらし木綿を半分にした三角形の白布で,包帯として使われる。ふつうの巻状包帯と異なり三角形をしているため,頭部,手・足部の被包や関節部の包帯などには便利で,上肢を肩につったりする目的にも使われる。
→関連項目包帯

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世界大百科事典 第2版の解説

さんかくきん【三角巾 triangular bandage】

包帯の一種。さらし木綿を材料とした正方形の布片を対角線で裁断して作られる。形状が三角形なのでこの名があり,三角帛とも書く。前腕の固定などによく使用されるが,普通の包帯より取扱いが簡単なうえ,木綿なのでしっかりと縛ることができるため,出血部位の上端をきつく縛って止血したり,副木を固定するなど,応用範囲がきわめて広い。【小野 美貴子】

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大辞林 第三版の解説

さんかくきん【三角巾】

大幅の布を一辺が1メートル 前後の正方形に切り、対角線上で二つに切った三角形の布。包帯の代用として救急処置に用いたり、労働時に頭にかぶる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三角巾
さんかくきん

包帯の一種で、普通は1辺が90~100センチメートルの正方形の白布(木綿)を対角線で二つ折りに切断したものをいう。これをさらに二つに折ったものが小三角である。用途が広く、使い方も簡単なため、そのままの形で使ったり、適当な幅に畳んで使ったりする。広い範囲を覆ったり固定したりするときのほか普通の包帯(巻軸帯)では巻きにくい頭、胸、肩、臀部(でんぶ)などの包帯として便利である。また、上肢(じょうし)を支える提肘(ていちゅう)三角巾としても用いる。
 三角巾で頭部を被覆する場合は、まず三角巾の底辺を約3センチメートル折り返し、これを外側にして底辺の中央を前額(眉(まゆ)の上)中央に当て、頂点は後頭部に垂らす。ついで両手で底辺を持ち、耳の部分で絞るようにひだをとって密着させながら頭部を覆い、両端を後頭部で交差させて前額中央で結ぶ。後頭部の頂点は下方に引いてしわを伸ばし、交差部の中に挟み込むか、あるいは頂点を前額部に持ってきて先に結んだ一端と結ぶ。提肘三角巾の使い方は、三角巾の端を首に回して結び、直角に曲げた前腕を支持固定する。かつては、三角巾に使用方法が染め描かれていたものがあったが、これは救急に際してだれもが間違いなく使用できることを目的としたものと思われる。[山根信子]

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