ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上天草市」の意味・わかりやすい解説 上天草〔市〕かみあまくさ 熊本県南西部,天草灘と八代海の間に浮かぶ天草諸島北東部に位置する市。上島東部,大矢野島,維和島,湯島をはじめとする大小の島々からなる。 2004年3月大矢野町,松島町,姫戸町,龍ヶ岳町の4町が合併して発足。市役所は大矢野。全体的に平地が少なく山林が 60%以上を占める。大矢野島をはじめとする丘陵地では花卉やミカン,ポンカンの栽培,酪農が行なわれる。沿岸漁業,養殖も盛んで,クルマエビ,ワタリガニは特産物。市のほぼ全域が雲仙天草国立公園に属し,景勝地に恵まれている。大矢野島は三角大矢野海辺県立自然公園に含まれる。 1966年に九州本土と連絡する天草五橋が完成したのをうけて,観光地として発展。面積 126.94km2。人口 2万4563(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
日本歴史地名大系 「上天草市」の解説 上天草市かみあまくさし 2004年3月31日:天草郡大矢野町・松島町・姫戸町・龍ヶ岳町が合併・市制施行⇒【大矢野町】熊本県:天草郡⇒【松島町】熊本県:天草郡⇒【姫戸町】熊本県:天草郡⇒【龍ヶ岳町】熊本県:天草郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報