下松[市](読み)くだまつ

百科事典マイペディア 「下松[市]」の意味・わかりやすい解説

下松[市]【くだまつ】

山口県南東部の市。1939年市制。笠戸湾に面し山陽本線が通じる中心市街は藩政時代製塩地として発達,第1次大戦を機に工業都市となった。車両石油造船火力発電などの重工業を主とし周南工業地域の一中心をなす。近年住宅団地造成や商業集積施設の建設,物流・製造拠点の造成が進められている。内陸岩徳線が通じる。瀬戸内海国立公園に含まれる笠戸島とは笠戸大橋で結ばれる。89.35km2。5万5012人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android