不可分(読み)フカブン

デジタル大辞泉 「不可分」の意味・読み・例文・類語

ふか‐ぶん【不可分】

[名・形動]密接に結びついていて、分けたり切り離したりできないこと。また、そのさま。「両者不可分な(の)関係にある」
[類語]近い緊密接近密接親近近接濃い切っても切れない水いらず親しい近しい心安い気安いむつまじい親密懇意昵懇じっこん懇親別懇ねんご親愛和気藹藹仲良し・仲が良い・気が置けない人なつこい取っ付きやすい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不可分」の意味・読み・例文・類語

ふか‐ぶん【不可分】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 分けることができないこと。密接に結びついていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「債権の目的が其の性質上又は当事者の意思表示に因りて不可分なる場合」(出典:民法(明治二九年)(1896)四二八条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android