気が置けない(読み)キガオケナイ

デジタル大辞泉の解説

気(き)が置(お)け◦ない

遠慮したりをつかったりする必要がなく、心から打ち解けることができる。「―◦ない間柄」
[補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「その人は気が置けない人ですね」を、「相手に対して気配りや遠慮をしなくてよい」と「相手に対して気配りや遠慮をしなくてはならない」の、どちらの意味だと思うかを尋ねたところ、次のような結果が出た。
 平成14年度調査平成18年度調査平成24年度調査
相手に対して気配りや遠慮をしなくてよい
(本来の意味とされる)
44.6パーセント42.4パーセント42.7パーセント
相手に対して気配りや遠慮をしなくてはならない
(本来の意味ではない)
40.1パーセント48.2パーセント47.6パーセント

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳の解説

気が置けない

本来は、緊張する必要のない打ち解けた人という意味であるが、「置けない」という否定表現から「気の許せない」などと同じ意味に誤解されたのか、反対に緊張して注意しなければならない相手という意味に用いられることが多くなっている。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

大辞林 第三版の解説

きがおけない【気が置けない】

気遣いする必要がない。遠慮がない。 「 - ・ない仲間どうし」 〔「気が許せない、油断できない」の意で用いるのは誤り〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

多文化主義

マルチ・カルチュラリズムともいう。さまざまな人種,民族,階層がそれぞれの独自性を保ちながら,他者のそれも積極的に容認し共存していこうという考え方,立場。「人種のるつぼ」的な同化主義に対抗する考え方で,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

気が置けないの関連情報