懇親(読み)コンシン

デジタル大辞泉 「懇親」の意味・読み・例文・類語

こん‐しん【懇親】

[名・形動]
ねんごろで親しいこと。また、そのさま。親切。じっこん。
「―にお交際つきあいしたい」〈福沢福翁自伝
親しく交際すること。親しみ合うこと。親睦しんぼく。「メンバーの懇親を深める」
[類語](1近い緊密接近密接親近近接不可分濃い切っても切れないファミリアフレンドリーアットホームドメスティック家庭的打ち解ける解け合う馴染む親しむ馴染み深いつうつうつうかあ息が合う反りが合う反り馬が合う気が合う肌が合う琴瑟きんしつ相和す打てば響く意気投合心を通わす心が通う気が置けない胸襟を開く腹を割る心を開く心を許す気を許す肝胆相照らす心を交わす心を以て心に伝う水いらず親しい近しい心安い気安いむつまじい親密懇意昵懇じっこん別懇ねんご親愛和気藹藹仲良し人なつこい取っ付きやすい懐こい如才ない調子がいいなれなれしい/(2交際付き合い交わり人付き合い触れ合い社交交友行き来旧交国交国際交流交遊友好親交交歓交誼交情厚誼高誼よしみ接触コンタクト友情友愛友誼親睦深交昵懇懇意

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精選版 日本国語大辞典 「懇親」の意味・読み・例文・類語

こん‐しん【懇親】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 親しくねんごろなこと。また、そのさま。親切。
    1. [初出の実例]「おめにかかってをきやといへば、いひあわせてやかの女。これはまあまあ御こんしんな」(出典:浄瑠璃・心中重井筒(1707)上)
  3. ( ━する ) 親しみ合うこと。交際を厚くすること。また、そのさま。親睦。
    1. [初出の実例]「姫君もまたヘット・ホイス・テパウと号くる人等と殊更に懇親す」(出典:海外新聞別集(1862)下)

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普及版 字通 「懇親」の読み・字形・画数・意味

【懇親】こんしん

ねんごろに親しむ。

字通「懇」の項目を見る

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