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世界自然保護基金 せかいしぜんほごききん World Wide Fund for Nature; WWF

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

世界自然保護基金
せかいしぜんほごききん
World Wide Fund for Nature; WWF

世界最大の自然保護団体。 1961年に世界野生生物基金として発足。イギリスエディンバラ公フィリップ殿下を名誉総裁とし,スイスに本部を置く。トラ,ゾウ,ジャイアントパンダなど絶滅の危機に瀕した種の保護活動を行なっていたが,活動の重点を熱帯林,湿地帯,サンゴ礁などの生態系の保全におくようになり,その事業実態にあわせて 86年に現名称に変更した。

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知恵蔵2015の解説

世界自然保護基金

生物種の多様性を保護し、再生可能資源を活用し、環境破壊を防止することなどを目的に活動する非政府組織(NGO)。1961年にスイスで設立され、現在も同国グランに本部を置くスイス国内法人。88年までの名称は世界野生生物基金。世界各地に会員を持ち、現在は約470万人。この会員が恒常的サポーターとして寄金し、組織の活動を支える。近年のよく知られた活動に、サイの角や虎の骨の不法取引の停止、森林保護温暖化ガスの削減推進などがある。約150カ国で2000ほどのプロジェクトを実施、予算は年間1億ドル前後。

(最上敏樹 国際基督教大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

せかい‐しぜんほごききん【世界自然保護基金】

ダブリュー‐ダブリュー‐エフ(WWF)

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百科事典マイペディアの解説

世界自然保護基金【せかいしぜんほごききん】

野生生物保護のための基金を集め,それを各国に分配して,自然保護事業を推進したり,各種キャンペーンや教育・啓発活動などを行う世界最大の自然保護団体(World Wide Fund for Nature,略称WWF)。
→関連項目環境NGO国際自然保護連合世界自然資源保全戦略レッド・データ・ブック

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世界大百科事典 第2版の解説

せかいしぜんほごききん【世界自然保護基金 World Wide Fund for Nature】

旧称は世界野生生物基金。略称WWF。世界の野生生物およびその生息域を守るための国際的基金。1960年12月にJ.S.ハクスリーが《オブザーバー》紙上に発表した〈アフリカ野生動物の危機について〉の論考をみた一読者の手紙がきっかけで,ハクスリー,英国自然保護協会長E.M.ニコルソン国際自然保護連合副会長P.スコットらが,実業家G.マウントフォードの援助により,61年5月ロンドン発起人会を開き,モルジュ宣言を発表して,具体的な活動方針を明らかにした。

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大辞林 第三版の解説

せかいしぜんほごききん【世界自然保護基金】

世界の野生生物とその生息地の保護、熱帯林の保全などに取り組む国際基金。1961年創設の世界野生生物基金(World Wildlife Fund)を88年に改称。本部はスイス。 WWF 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

世界自然保護基金
せかいしぜんほごききん
World Wide Fund for Nature

世界的な自然保護団体で、前身は世界野生生物基金World Wildlife Fund(略称WWF)。本部はスイスのグランにある。名誉総裁はイギリスのエジンバラ公フィリップ。略称WWF。
 1960年代初頭、アフリカでは多くの国々が独立し、ある国では動物たちが無益に殺された。このままでは遠からずアフリカから動物たちが姿を消してしまうという強い危惧(きぐ)から、1961年、人々が共通の責任で野生生物を保護するための資金を世界的規模で集めることを目的とした世界野生生物基金が発足した。ジャイアントパンダをシンボルマークに選び、スイスのレマン湖畔に事務局を置き「モルジュ宣言」を採択。世界の科学者の集合体である国際自然保護連合(IUCN)と携えて、絶滅の危機にある動物(トラ、サイ、アラビアオリックスなど)や植物の種を守る保護運動を開始した。また、種の緊急的な保護を進める一方、その生息地全体の保全を目ざし、開発途上の国々に国立公園や自然保護区を開くなど、野生生物種の保護活動や、財政支援なども行った。
 WWFはその後発展を遂げ、世界各地の500万人以上の人々に支持される世界最大の自然保護団体となった。1986年その活動の重点を、それまでの個々の絶滅の危機に瀕(ひん)している動植物種の保護から、熱帯林(ジャングル)・湿地・サンゴ礁などの生態系の保全、その持続的利用にまで拡大させ、名称も現在のものに改めた。これを受け、1971年(昭和46)に発足した世界野生生物日本委員会も、1988年世界自然保護基金日本委員会(WWF Japan)と改称した。
 WWFは、生物種の多様性を守るためには生物圏の保護が優先するという立場から、その生物圏の保全のために
(1)世界の生物多様性を守る
(2)再生可能な自然資源の持続可能な利用が確実に行われるようにする
(3)環境汚染と浪費的な消費の削減を進める
という三つの使命を掲げ世界の自然を守る運動を展開している。
 1980年には国連環境計画(UNEP)、IUCNとともに世界の自然保護の指針とするための「世界保全戦略」を作成、1991年にはその具体的行動を提唱した「新世界環境保全戦略」を発表した。[加瀬信雄]
『ピーター・デントン著、乾侑美子訳『世界を救う国際組織5 世界自然保護基金』(1996・偕成社) ▽沼田真著『自然保護という思想』(岩波新書)』

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