日本歴史地名大系 「世良田東照宮」の解説
世良田東照宮
せらだとうしようぐう
尾島町の西端、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
尾島町の西端、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
群馬県太田市世良田町に鎮座。正しくは「東照宮」。徳川家康を祀(まつ)る。例祭日は4月17日。旧世良田村は、江戸幕府の祖世良田徳川氏の発祥の地で、当地の長楽寺(ちょうらくじ)には、徳川氏の遠祖義季(よしすえ)以下一族の墳墓十数基がある。当宮は1644年(正保1)、天海僧正(てんかいそうじょう)が3代将軍家光(いえみつ)の命を受け、日光東照宮より神像、神宝、社殿などを同寺境内に移して創祀(そうし)した。1875年(明治8)長楽寺より分離独立。1879年郷社に列した。社宝の太刀(たち)、鉄灯籠(とうろう)は国指定重要文化財。本殿、拝殿、唐門(からもん)の建造物も同じく重要文化財である。
[沼部春友]
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