丹波栗(読み)たんばぐり

大辞林 第三版の解説

たんばぐり【丹波栗】

丹波地方から産する実の大きなクリ。古来、丹波の名産として知られた。おおぐり。 [季] 秋。

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事典 日本の地域ブランド・名産品の解説

丹波栗[果樹類]
たんばくり

近畿地方、京都府の地域ブランド。
丹波は、京都を代表する味覚平安時代の『延喜式』には宮廷への献上品として、江戸時代には年貢米の替わりとして上納された記録がある。時代ごとに品種選定や栽培技術の改良がなされた。大粒で色つやに優れ、ビタミンBに富む。

丹波栗[果樹類]
たんばくり

近畿地方、兵庫県の地域ブランド。
主に篠山市丹波市で生産されている。丹波地方では平安時代から栗の栽培がおこなわれており、927(延長5)年の『延喜式』にも栗が大粒であると記載された。江戸時代には、この地で魚の行商をしていた尼崎商人が栗を仕入れて丹波栗の名で西国の武士達に売り、全国的に知られるようになった。一粒は約45gで、つやがある。表皮が薄く渋離れもよいことが特徴。代表的な品種に銀寄せ・長光寺などがある。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

たんば‐ぐり【丹波栗】

〘名〙 丹波地方で生産される果実の大きな栗の俗称。丹波は延喜式の時代から栗の名高い産地で、大栗の諸品種が古くから集められていた。おおぐり。ててうちぐり。《・秋》
※俳諧・玉海集(1656)三「落ぶるる身となりつねや丹波栗〈守泉〉」

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