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了庵桂悟 りょうあん けいご

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美術人名辞典の解説

了庵桂悟

室町後期の臨済宗の僧。南禅寺二百四十一世、東福寺百七十一世。伊勢の人。桂悟は諱、道号は初め桃渓、のち了庵、諡号を仏日禅師三条西実隆の推挙で、しばしば朝廷で禅要を説いた。遺明正使として入明し、王陽明らと交流し、また阿育王山広利寺の百一世住持にも任じられた。『壬申入明記』の著がある。永正11年(1514)寂、90才。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

了庵桂悟 りょうあん-けいご

1425-1514 室町-戦国時代の僧。
応永32年生まれ。臨済(りんざい)宗。大疑宝信の法をつぎ,京都真如寺,東福寺,南禅寺の住持。仏日禅師の号をうけ,永正(えいしょう)8年正使として明(みん)(中国)にわたり,10年帰国した。永正11年9月15日死去。90歳。伊勢(いせ)(三重県)出身。俗姓は三浦。道号ははじめ桃渓。著作に「壬申(じんしん)入明記」。

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朝日日本歴史人物事典の解説

了庵桂悟

没年:永正11.9.15(1514.10.3)
生年:応永32(1425)
室町時代の臨済宗の僧。はじめ道号を桃渓といった。「了庵」は,土御門天皇より授かった室号である。諡号は仏日禅師。伊勢(三重県)の人。永享12(1440)年東福寺において出家,『荘子』『大慧書』などを学んだという。文明10(1478)年東福寺の第171世に,長享1(1487)年10月には,京都・鎌倉五山の上である南禅寺の第241世となった。永正2(1505)年遣明使の綱紀の乱れにともない,人格を認められて遣明正使に任ぜられ,その復興に尽力した。明国においては,武宗の招請により,中国五山の阿育王山の第101世となっている。<著作>『了庵和尚語録』<参考文献>『了庵和尚小伝』

(石井清純)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

りょうあんけいご【了庵桂悟】

1425‐1514(応永32‐永正11)
室町中期の禅僧。伊勢の安養寺の住持から,京都の南禅寺,ついで東福寺に移った。1499年(明応8)遣明使に任ぜられ,1510年(永正7)出帆したが,難風のために帰国し,翌年入明した。ときに87歳。入明後,貿易品の刀剣の価格等について強硬な折衝を重ねて成功した。13年,明の武宗から育王山広利寺の住持を命ぜられ,中国の文人墨客とひろく交際した。帰国後は,南禅寺,東福寺に住した。【田中 健夫】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

了庵桂悟
りょうあんけいご
(1425―1514)

室町中期の臨済(りんざい)宗聖一(しょういち)派の僧。初めの道号は桃渓(とうけい)といい、後土御門(ごつちみかど)天皇より室号「了庵」の宸翰(しんかん)を受けて道号に転用。別号は鉢袋子(はったいす)。伊勢(いせ)(三重県)の人。8歳で安養(あんよう)寺大疑宝信(だいぎほうしん)に就(つ)いて出家、京都東福寺で得度(とくど)、雲章一慶、惟宗徳輔(いしゅうとくほ)、惟肖得巌(いしょうとくがん)、洞下(とうか)の竹居正猷(ちくごしょうゆう)らに歴参、安養寺、真如(しんにょ)寺、東福寺、南禅寺などに歴住した。81歳の高齢で遣明使(けんみんし)に任ぜられ、仏日(ぶつにち)禅師の勅号を受けて入明、育王山101世の住持にも任ぜられた。帰朝の翌年永正(えいしょう)11年9月15日示寂。語録2巻、『壬申(じんしん)入明記』の著がある。[石川力山]

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世界大百科事典内の了庵桂悟の言及

【岳翁蔵丘】より

…室町後期の画僧。生没,伝歴,法系などは不詳であるが,了庵桂悟(1425‐1514)などの五山禅僧との交友関係から,およそ同時代の画僧と思われる。蔵丘は諱(いみな)。…

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