予熱(読み)よねつ

精選版 日本国語大辞典 「予熱」の意味・読み・例文・類語

よ‐ねつ【予熱】

〘名〙 エンジン機器などを実際に使う際に速やかに抵抗なく動くよう、使用前に温めておくこと。また、その熱。
※金の塔(1953)〈吉村昌光〉進歩する工業塩「そしてこのお湯は蒸発罐に入る海水を予熱するために使う」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「予熱」の意味・読み・例文・類語

よ‐ねつ【予熱】

[名](スル)エンジン・機器などを、円滑、すみやかに始動させるために、あらかじめ温めておくこと。また、その熱。「エンジンを予熱する」
[類語]温熱火熱かねつ炎熱焦熱熱気温気うんきいきほとほとぼり余熱地熱電熱気化熱融解熱放射熱灼熱赤熱白熱加熱過熱暖房保温断熱発熱放熱高熱ヒート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android