精選版 日本国語大辞典の解説 しょう‐ねつ セウ‥【焦熱】 〘名〙① こげるように熱いこと。また、その熱さ。※撰集抄(1250頃)七「なにをもちてか、せうねつの焔をけち、なにによってか、紅蓮の氷をもとかすべき」 〔淮南子‐兵略訓〕② 「しょうねつじごく(焦熱地獄)」の略。※往生要集(984‐985)大文一「第一地獄亦分為レ八〈略〉六焦熱、七大焦熱、八無間」※平家(13C前)五「焦熱・大焦熱・無間阿毘(むけんあび)のほのをの底の罪人も」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報