デジタル大辞泉 「熱り」の意味・読み・例文・類語
ほとぼり【▽熱り/余=熱】
2 高ぶった感情や興奮などのなごり。「いまだ―のさめやらぬ面持ち」
3 事件などがおさまったのち、しばらく残っている世間の関心。「―がさめるまで謹慎する」
[類語]熱・温熱・
ほとり【▽熱り】
「―ヲ冷マス」〈和英語林集成〉
[類語]熱・温熱・
( 1 )元来は「ほとほる」の連用形の名詞化「ほとほり」で、「ほとほる」は「ほ(火)+とほる(通)」と考えられている。
( 2 )中世には「ホトヲル」「ホトヲリ」と読まれていた(「色葉字類抄」「日葡辞書」)が、一方、中世末から灯がつく意の「とぼる(点)」が用いられるようになって「ほとほる」が「ほ(火)+とぼる(点)」と解され、濁音形の「ほとぼり」が出現したと考えられる。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...