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二酸化マンガン ニサンカマンガン

デジタル大辞泉の解説

にさんか‐マンガン〔ニサンクワ‐〕【二酸化マンガン】

マンガンの酸化物の一。灰黒色の粉末。天然には軟マンガン鉱として産出。酸化剤のほかマッチ・乾電池の材料、塗料・ガラスなどの製造に利用。化学式MnO2

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百科事典マイペディアの解説

二酸化マンガン【にさんかマンガン】

化学式はMnO2。比重5.026。水に不溶の黒色粉末。高温に熱すると分解し酸素を発生。強酸化剤。酸に不溶,塩酸と熱すると溶けて塩素を発生させる。釉薬(ゆうやく),マッチ,乾電池の減極剤,ガラスの着色および脱色,ボイル油のドライヤーなどに使用。

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大辞林 第三版の解説

にさんかマンガン【二酸化マンガン】

マンガンの酸化物の一。酸化マンガン(Ⅳ)。化学式 MnO2 黒褐色の粉末で電導性がある。天然には軟マンガン鉱として産出。酸化剤であり、また過酸化水素や塩素酸カリウムなどの分解反応の触媒となるほか、乾電池・染料・釉うわぐすり・マンガン鋼の製造原料となる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

二酸化マンガン
にさんかマンガン

酸化マンガン」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

二酸化マンガン
にさんかまんがん
manganese dioxide

マンガンと酸素の化合物。酸化マンガン()ともいう。化学式MnO2、式量86.9。天然に軟マンガン鉱(β(ベータ)型、パイロリュース鉱ともいう)および硬マンガン鉱(α(アルファ)型)として産出。正方晶系のルチル型構造(β型)のほかに多くの変態が知られているが、β型およびγ(ガンマ)型が普通。過マンガン酸カリウムを過酸化水素で還元してα型が得られる。硝酸マンガン()を酸素気流中で約150℃に加熱するとβ型が得られ、硫酸マンガン()の硫酸酸性水溶液を電解するか、マンガン()塩水溶液の低温酸化によってγ型が得られる。いずれも灰色から灰黒色の粉末。MnO1.93のようなベルトライド化合物が知られる。両性酸化物であるが希酸やアルカリに作用しにくく、水にも溶けない。β型の比重5.03。かなりの導電性がある。アルカリ性でマンガン()化合物の酸化またはマンガン()化合物の還元により、水和物MnO22H2Oが沈殿する。酸化剤となる。γ型が乾電池の減極剤に用いられる。マッチ、花火の材料となり、ガラスの青色を消すのに、また乾性油の製造などに用いる。実験室で酸素発生の触媒、有機化学の分野でアルコールの酸化などに用いる。[守永健一・中原勝儼]

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世界大百科事典内の二酸化マンガンの言及

【酸化マンガン】より


[酸化マンガン(IV)]
 化学式MnO2。二酸化マンガンともいう。多数の変態がある。…

※「二酸化マンガン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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