五目鮨(読み)ゴモクズシ

デジタル大辞泉 「五目鮨」の意味・読み・例文・類語

ごもく‐ずし【五目×鮨】

何種かの魚介野菜を味付けし、鮨飯にまぜたもの。ちらしずし。ばらずし。まぜずし。 夏》
[類語]握り鮨散らし鮨ばら押し鮨巻き鮨手巻き鮨海苔巻き鉄火巻き河童巻き稲荷鮨茶巾鮨れ鮨姿鮨

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精選版 日本国語大辞典 「五目鮨」の意味・読み・例文・類語

ごもく‐ずし【五目鮨】

  1. 〘 名詞 〙 魚肉・野菜などいろいろのものを刻み、味つけしてまぜたすし飯五目。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「ゐなかの五もく酢(ズシ)を見るやうに、さう交ぜてばかりゐちゃアいかねえ」(出典滑稽本・魂胆夢輔譚(1844‐47)五)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「五目鮨」の解説

ごもくずし【五目鮨】

魚介類(塩や酢で締めた魚、ゆでたえび、たれを塗って焼いたあなごなどが多い)や甘辛く煮たかんぴょう・しいたけ・にんじん・れんこんなどを細かく切って、すし飯に混ぜ合わせ、上に錦糸卵などをちらした料理。◇「混ぜずし」「ばらずし」「ちらしずし」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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