散鮨(読み)バラズシ

デジタル大辞泉 「散鮨」の意味・読み・例文・類語

ばら‐ずし【×鮨】

関西で)五目鮨ごもくずし。ちらしずし。
[類語]握り鮨散らし鮨五目鮨押し鮨巻き鮨手巻き鮨海苔巻き鉄火巻き河童巻き稲荷鮨茶巾鮨れ鮨姿鮨

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精選版 日本国語大辞典 「散鮨」の意味・読み・例文・類語

ちらし‐ずし【散鮨】

  1. 〘 名詞 〙 甘辛く煮た椎茸(しいたけ)干瓢(かんぴょう)卵焼き、酢じめにした魚などを、すし飯の上に飾ったすし。具を刻んですし飯に混ぜたものもいう。ちらし。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「是(これ)に因て考ふれば彼散し鮨(スシ)なるものは鮨の本意に非ざるべし」(出典風俗画報‐一六〇号(1898)飲食門)

ばら‐ずし【散鮨】

  1. 〘 名詞 〙 ちらし鮨の別称。押し鮨、握り鮨などに対し、鮨飯をばらばらにしたままなのでいう。
    1. [初出の実例]「妻が持参したばら寿司の弁当を」(出典:私的生活(1968)〈後藤明生〉四)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「散鮨」の解説

ばらずし【散鮨】

五目ずし。◇主に関西でいう。⇒五目ずし

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