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五稜郭の戦 ごりょうかくのたたかい

百科事典マイペディアの解説

五稜郭の戦【ごりょうかくのたたかい】

箱館戦争とも。旧幕府海軍副総裁榎本武揚を中心とする旧幕府軍の明治新政府軍に対する最後の抗戦。衣食の途(みち)を失った旧幕臣を蝦夷(えぞ)地(北海道)に移住させ,その開拓統治によって彼を総裁とする一種の共和国を構想した榎本は,1868年(慶応4年)8月,旧幕艦8隻に諸藩脱走兵2000人を分乗させ江戸を脱走,途中仙台で前老中板倉勝静(かつきよ),小笠原長行(ながみち),前歩兵奉行大鳥圭介らを加え,10月蝦夷地に上陸。
→関連項目五稜郭千代田型寺内正毅林董

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世界大百科事典 第2版の解説

ごりょうかくのたたかい【五稜郭の戦】

明治維新時,北海道における旧幕軍と新政府軍の戊辰戦争最後の戦い。箱館戦争ともいう。新政府は蝦夷地に箱館府を設置し,松前藩などがこの警備に当たった。一方,旧幕府海軍副総裁榎本武揚は,1868年(明治1)8月19日,旧幕府軍艦8隻で旧幕臣やフランス人士官らとともに品川沖を脱し,途中仙台で前老中板倉勝静,同小笠原長行,前歩兵奉行大鳥圭介らを加え,総勢2800余人を乗せ,10月20日蝦夷地鷲ノ木(現,茅部郡森町)に上陸した。

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