大和と伊勢を結ぶ主要道をいう。古代以来伊勢参宮の道であるばかりか、東国地方に通じる道として重要であった。近世には各地に伊勢講ができ、大坂や和歌山方面からのお伊勢参も盛んとなった。その主要道は伊勢北街道・伊勢本街道・伊勢南街道(紀州街道)の三路である。
北街道・本街道は桜井(現桜井市)から
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…広くは伊勢神宮への路すべてを指すが,一般には東海道から鈴鹿駅で分かれて,伊勢神宮に至る伊勢街道をいう場合が多い。江戸時代には脇街道の一つで五街道に次ぐ重要街道であった。…
…なかでもひどかったのが淀川筋に置かれた淀河上関(よどのかわかみのせき)である。また伊勢街道でも参宮者目当ての関が桑名より日永までわずか4里の間に60余ヵ所,伊勢一国で120にのぼる関が設置されていた。こうした関所の管理は領主の代官によって行われたが,近江などでは山門の山徒や六角氏の被官による守護請が行われており,京都の七口などでは富有な商人がこれを請け負っている。…
※「伊勢街道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新