伊根町(読み)いねちよう

日本歴史地名大系 「伊根町」の解説

伊根町
いねちよう

面積:六二・一九平方キロ

丹後半島北東部、与謝郡最北部にあって東は若狭湾に面し、西北は奥丹後半島の脊梁をなす山地を境として竹野郡丹後たんご町および弥栄やさか町に、南は宮津市に接する。おもな道路は丹後半島一周道路(府道宮津―網野―久美浜線)のほかに宮津市字いわはなより通じる道、伊根町字日出ひでよりいったん宮津市字田原たわらを経由して伊根地域に再び入る道などがある。後者二道は宮津市の厚垣あつがきで接合し、さらにその先本庄上ほんじようあげで丹後半島一周道路に接合する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「伊根町」の意味・わかりやすい解説

伊根〔町〕
いね

京都府北部,若狭湾に面する町。1954年伊根村,本庄村,筒川村,朝妻村の 4村が合体して町制。丹後半島の北東岸を占め,山地が海に迫り,平地は狭い。若狭湾屈指のブリ漁場をもち,定置網の好漁場をなす。中心集落の伊根は,丹後では大漁港の一つで,北陸,北海道方面へも出漁する。丹後半島一周道路(国道178号線)の開通により,観光開発が進んだ。丹後天橋立大江山国定公園に属する。宇良神社浦嶋神社)に伝説浦島太郎の玉手箱を保存。面積 61.95km2(境界未定)。人口 1928(2020)。

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事典 日本の地域遺産 「伊根町」の解説

伊根町

(京都府与謝郡伊根町)
日本で最も美しい村指定の地域遺産。
伊根町は京都府北部、丹後半島の北端に位置する。面積は62.00k【m2】で、約80%が森林漁業の町として栄え、「伊根の舟屋」と呼ばれる周囲5kmの湾に民家が建ち並ぶ景観は2005(平成17)年漁村では全国初の重要伝統的建造物群保存地区に指定された

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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