低俗(読み)テイゾク

デジタル大辞泉 「低俗」の意味・読み・例文・類語

てい‐ぞく【低俗】

[名・形動]下品で俗っぽいこと。程度が低く、趣味の悪いこと。また、そのさま。「低俗番組」「低俗化」⇔高尚
[派生]ていぞくさ[名]
[類語]俗悪卑俗野卑下劣通俗俗っぽいくだらないげす下品浅ましいさもしい卑しいはしたないあられもないしどけない下等低級低次元猥雑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「低俗」の意味・読み・例文・類語

てい‐ぞく【低俗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 性質・趣味などの低級で卑しいこと。下品で俗っぽいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「そのような実世界に固有の文学的諸観念の低俗と飽くところなく闘争した透谷の詩人的エネルギーは」(出典:北村透谷(1946)〈小田切秀雄〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android