入用(読み)イリヨウ

デジタル大辞泉 「入用」の意味・読み・例文・類語

いり‐よう【入(り)用】

[名・形動]
1 必要であること。また、そのさま。にゅうよう。「旅行に入り用な品をそろえる」
2 必要な費用。入費。いりめ。
「余りがあれば塾舎の―にすることにして居ました」〈福沢・福翁自伝〉
3 大切なこと。重要。
「さあここが―の所でござります」〈鳩翁道話・三〉
[類語](1)必要・必須・所要・入用・要用・必需・須要しゅよう・不可欠・要よう・必見・必携・要する・要る/(2)費用・掛かり・費ついえ・入いり・入いり目・入費にゅうひ・出費・用度・経費・実費・コスト・雑費

にゅう‐よう〔ニフ‐〕【入用】

[名・形動]
1 その用に必要であること。また、そのさま。いりよう。「入用な品を都合する」
2 その用に必要な金銭。費用。
「無益に金を費して―不足すれば」〈福沢・学問のすゝめ〉
[類語]必要・必須・所要・入り用・要用・費用・必需・須要しゅよう・不可欠・要よう・掛かり・費ついえ・入いり・入いり目・入費にゅうひ・出費・用度・経費・実費・コスト・雑費・必見・必携・要する・要る

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精選版 日本国語大辞典 「入用」の意味・読み・例文・類語

いり‐よう【入用】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① ( 形動 ) 必要とすること。要ること。また、そのさま。にゅうよう。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「百姓は時時この豕をうりて金に易へ、それで入用の物をかひます」(出典:幼学読本(1887)〈西邨貞〉二)
  3. ② 必要な費用。かかり。いりめ。
    1. [初出の実例]「同葬礼之入用として米五斗」(出典:舜旧記‐天正一三年(1585)一二月六日)
  4. ③ 重要なこと。たいせつなこと。
    1. [初出の実例]「サアここが入用(イリヨウ)の所でござります」(出典:鳩翁道話(1834)三)

にゅう‐ようニフ‥【入用】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① ( 形動 ) 用をたすために必要であること。いりよう。
    1. [初出の実例]「不用な物があれば又入用な物と取かへ抔して」(出典:交易問答(1869)〈加藤弘之〉上)
  3. ② 必要な経費。諸掛り。入費。費用。出金。いりよう。
    1. [初出の実例]「あの時の入用、金壱両じゃあったかな」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)七)

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普及版 字通 「入用」の読み・字形・画数・意味

【入用】にゆうよう

必要。

字通「入」の項目を見る。

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