八十二銀行(読み)はちじゅうにぎんこう

共同通信ニュース用語解説 「八十二銀行」の解説

八十二銀行

長野市本店を置く地方銀行。1931年に設立。2024年3月末時点で、出張所を含め国内で約150店舗を展開。連結総資産額は14兆8277億円、従業員数は約4100人。24年3月期の連結純利益は前期比53・6%増の370億円。長野銀行(松本市)と26年1月に合併し、「八十二長野銀行」となる予定

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百科事典マイペディア 「八十二銀行」の意味・わかりやすい解説

八十二銀行[株]【はちじゅうにぎんこう】

長野県を地盤とする地銀上位行。1877年に第十九国立銀行,1878年に第六十三国立銀行が創業。1931年両行が合併し,八十二銀行を設立(行名は両行の数字を足したもの)。〈一県一行主義政策に従い長野県下の銀行を合併し,1943年に県下唯一の普通銀行となる(現在は第二地銀あり)。堅実経営で知られる。1927年の金融恐慌時に長野県出身の三菱銀行(現東京三菱銀行頭取を頼って以来,同行と親密。バブル経済での不良債権も少なく,自己資本比率も高い。本店長野市。2011年資本金522億円,2011年3月期経常収益1619億円。売上構成(%)は,中小企業等向け57,住宅・消費者向け22。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「八十二銀行」の解説

八十二銀行

正式社名「株式会社八十二銀行」。通称「八十二」。英文社名「The Hachijuni Bank, Ltd.」。銀行業。昭和6年(1931)「株式会社第十九銀行」と「株式会社六十三銀行」が合併し設立。本店は長野市大字中御所。長野県唯一の地方銀行。県全域に営業網。県内貸し出しシェアトップクラス。東京証券取引所第1部上場。証券コード8359。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「八十二銀行」の意味・わかりやすい解説

八十二銀行
はちじゅうにぎんこう

地方銀行。1877年創立の第十九銀行と 1878年創立の六十三銀行が 1931年に合併して現社設立。その後県内 6行を合併。本店を長野市に置き,長野県内を中心に群馬,埼玉,東京,新潟などに営業拠点をもつ。

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